支援実績・事例紹介
funade baseでは、採用・販路・補助金・不動産といった経営課題に対し、
現場とともに実行しながら成果につなげる支援を行っています。
ここでは、代表的な事例を課題別にご紹介します。
採用・HR支援
【介護業】応募が来ない・定着しない課題を解消し、半年で新規ステーション開設へ
応募が集まらなかった介護事業者が、半年で5名の採用と定着改善を実現。
課題:
訪問介護事業(社員5名程度)において、ハローワーク掲載や人材紹介会社登録は形だけ行っており、応募がほとんどなかった。
別事業でコンサルティングを行っていた関係から、採用面の改善相談を受けた。
支援内容:
前職コンサルティング時代に、STP分析・3C分析・SWOT分析などのフレームワークを用いて採用戦略を再設計。
求人内容と表現の改善、適切な募集チャネルの選定、面接設計・対応マニュアル・採用後フィードバックマニュアルを策定。
約1か月で全体設計を見直し、半年間伴走して運用を支援。
成果:
新規ステーション開設に必要な5名の採用を達成。
その後も出入りはあるものの、定着率が改善。
クライアント社長からは「人材は地域にいないのではなく、自社に来ていなかっただけだと気づいた」とのコメント。
期間・関係機関:
支援期間:約6か月
連携:人材紹介会社、教育機関
WEB・販路支援
【専門サービス業】SNS発信の成果が見えない状態から、自走型の登録促進モデルへ転換
SNS運用の成果が出なかった企業が、登録者が登録者を呼ぶ仕組みを構築。
課題:
医療・介護領域への専門サービスを提供する企業。
若手の薬剤師・看護師など医療資格職の登録者を増やしたいと考え、SNSを開設・運用していたが、成果が見えず効果測定もできていなかった。
支援内容:
対象者である医療従事者の卵(学生・若手層)とのコミュニケーションを通じてニーズを調査。
分析結果をもとに、トレンドと行動心理を踏まえた発信テーマと投稿設計を行い、新規登録者の獲得を支援。
登録後も定期的な情報発信・アンケート依頼・コミュニティ運営により関係性を強化。
調査・分析・提案・実行支援までを約1年間にわたり実施。
成果:
例年、新学期の入学時期には学内コミュニティを通じて自然な紹介が発生。
現在では「登録者が登録者を呼ぶ」仕組みが定着し、安定的な登録増加が続いている。
期間・関係機関:
支援期間:約1年
連携:教育機関との共同取組あり
補助金活用支援
【地方中小企業連携】採用課題を抱える事業者が連携し、組合設立と交付金採択を実現
地方の中小企業が連携し、国交付金を活用して人材課題に取り組む仕組みを構築。
課題:
地方部の複数の企業が、人手不足や採用難に直面していた。
単独企業では採用活動や人材育成に限界があるため、「事業者同士が連携し、共同で人材課題を解決できる仕組みをつくりたい」との相談を受けた。
ただし、資金・ノウハウ・行政対応の経験が不足しており、どこから着手すべきか分からない状況だった。
支援内容:
特定地域づくり事業協同組合の制度を活用し、国の交付金による支援を提案。
難解な制度文書を読み解きながら、実現可能な事業モデルと運営体制を設計。
関係企業間の連携構築を進めるとともに、市・県・総務省・労働局など関係行政機関との折衝を支援。
許認可申請書類の作成・提出・交付決定まで一貫して伴走。
成果:
交付金の採択が決定し、組合の設立と事業開始に至った。
地域企業が連携して人材を確保・育成する基盤が整い、持続的な人材確保スキームとして機能している。
期間・関係機関:
支援期間:約6か月
連携機関:市役所、県庁、総務省、労働局
不動産活用支援
【空き家活用】未利用倉庫を地域進出企業とマッチングし、拠点開設を実現
未利用倉庫を企業進出拠点として再生し、地域雇用と経済循環を実現。
課題:
地域に長年倉庫として使われていた建物があり、現在は未利用の状態。
オーナーは「立地が良いので活用先を見つけたいが、できるだけ内々で進めたい」と考えていた。
一方、リユース需要の高まりを背景に、地域進出を検討する企業が「一般流通物件では条件に合う物件が見つからない」と行政経由で相談。
支援内容:
空き家オーナーと進出企業のマッチングを行い、物件の適性・事業性を調査。
条件調整や契約支援に加えて、地域教育機関との連携を提案し、地域人材の採用・育成までを視野に入れたスキームを構築。
行政・不動産会社・教育機関など関係者間の調整も実施し、円滑な事業開始をサポート。
成果:
倉庫をリユース型店舗として開業し、採用も進んだことで地域の拠点的機能を獲得。
クライアント企業の別事業も当地に進出する基盤を形成し、地域経済への波及効果が生まれている。
期間・関係機関:
支援期間:約6か月
連携機関:基礎自治体、他不動産会社、教育機関
まずは、課題の整理からご一緒に。
funade baseでは、単なるアドバイスではなく、現場の実行を伴走することで成果を創出します。
「自社でも同じような課題がある」「何から手をつけてよいか分からない」という方は、ぜひご相談ください。